上杉謙信ゆかりの地

春日山城跡

標高180m。戦国の名将・上杉謙信公の居城として知られる春日山城跡。国指定史跡であり、日本百名城、日本五大山城にも数えられている。
南北朝時代(約600年前)に今の県庁にあたる越後付中(府内)の守護所(直江津駅周辺)を守る為の詰め城として越後守護上杉氏によって築城されたとされる。
「城」という漢字が土偏に成ると書くように、春日山城はまさに「土の城」であり、複雑な地形を巧みに利用した堅固な城塞は、難攻不落の天下の名城といわれた。

①本丸・天守
春日山の頂上。かつて謙信公が観た頸城平野を一望する事が出来る、正に一番の見どころ。城主の気分に浸ってみようぞ!
②大井戸
天守・本丸裏手にある、今も枯れる事なく水を湛える日本最大級、直径10mの大井戸跡。当時の春日山城での生活を支えた命の水。
いまも生きている春日山城の息吹を感じる事が出来るやも!?
③毘沙門堂
謙信公が戦の前に戦勝を祈願したといわれるお堂。本来は左手にある一段上がった曲輪にあったとされる。昭和6年に復元された。
小窓からは堂内に安置された毘沙門天様のお姿が拝見できる。
皆それぞれの戦を勝ち戦となるよう、祈りを捧げに参られよ!
④千貫門跡
春日山城内部への門の一つ「千貫門」があったとされる場所。
ここには敵への侵入を阻む、空堀や切岸など現在でも色濃く遺構が残っており、その堅固さが実感できる場所である。

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