十吾郎「天の声さま～」
「１０月２５日は、時に食べたくなりまする゛世界パスタデー！そして、やはり気になる゛産業観光の日！さらには、リクエストの日！だそうです…。永遠の二十歳の拙者、いくら七色の声とはいえ、いまここで○○を歌ってくれ～は、無しにしてください～」

十吾郎「………。」
「歌も演武も、リズム感というものが無いようです～(汗)！リクエスト…。無料の企画展゛謙信公と春日山城展゛絶賛開催中の我らが本陣、上越市埋蔵文化財センターで平素からお客さまをお出迎えしていますと…。初めて来たのですが何が美味しいですか、地元ならではのお勧めを教えてください～など、食について聞かれることが時々ありまする。なかなか、拙者から個々のお店を大きく紹介することは出来ないので小さな声で…。もちろん、どちらから足を運んでいただいたのかや好き嫌いにもよりまするが、大きな声でお勧めさせてもらっているのが、王国のごはんと具だくさんの味噌汁！そして、味噌漬けです～！玄米や五分付きなど身体にいい、より旨みがあると言われまするが、ここは白飯で行かせてください！発酵のまちならではの味噌汁！米糀の割合が高く浮き糀味噌は最高です～！あれば嬉しい香の物！拙者は、生姜、みょうがは外せませぬが(３が！)、瓜を用いた味噌漬けも！その上で、真のお勧めは、里山、山里に赴き、農家のお母さん、おばあちゃんさんから手作りのご飯を！掘って来た自然薯、山の芋をつなぎに地の蕎麦を打つのは、お父さん、おじいちゃんさん！時に、山の恵、こけ(きのこ)汁や炊き込みごはん！保存しておいた山菜も！さらには、保存が効く鮫や味噌漬けの魚など海のもの、川魚や狩猟で仕留めた野生の生き物があれば゛なお嬉しい～！酒粕も入れて粕汁や粕漬けも！あっ、お館様゛謙信公が活かしたとされる笹を使った゛笹もち、笹だんごや押し寿司も～！こちらは農作業にともなっての振る舞いではありまするが！あ、あ～！しゃ、喋り過ぎて、ご飯が冷めちゃいまする～」

天の声『………。』
『口軽足軽が゛そこまで言うのなら、王国のお酒も出してもらって、泊まって行きたい～(汗)！』

十吾郎「あ、あ～(焦)！」
「いきなり知らないお宅に押し掛けてはいけませぬが、農家民宿さんや降雪前まで定期的に集落に訪ねてもらって、数件まわってのお茶飲み会、生産組合さんなどで開いている食の集まり、越後田舎体験などなどは、きっかけになるかもです～(か！冬場の鴨汁も最高ですぞ～汗)」

……………
※棚田、錦鯉、牛の角突き…。海外からも注目が集まる山古志村(現・長岡市)が全村避難を強いられるなど新潟県内を襲った゛中越大震災から１３年目の日に、超大型といわれた台風２１号が大きな爪痕を残しました。北海道では関連して大雪が…。

台風も地震も決して切れない日ノ本ではありまするが、甚大な被害は無しにして欲しいです…。また冷たい雨になりました２５日、みなそれぞれの元気なニコニコ笑顔を願いつつ…。 十吾郎(礼)