十「天の声さま〜」
「お〜天の声さま〜」
「天の声さまはなぜ、天の声さまなのですか〜」

十「………。」
「お芝居大好き名役者にござりまする〜！と、調子に乗って迷惑のかからぬよう(汗)、春日山の麓、我らが本陣、上越市埋蔵文化財センターで留守居をしておりました昨日、学舎さまの演劇にともなう授業に、お館様方が参陣されました…。お子たちの真剣な眼差しがあったようです。」

十「ふるさと越後は新潟県上越市は、小中・高校生さんの演劇が盛んなように感じまする。この２月末は、雪と蝋燭の幻想的な灯りの饗宴、総延長６０ｋｍもの山里をつなぐ¨灯の回廊の点灯式で¨蛍踊りを演じたのは大島区の小学生さん。毎年１１月、定期公演を重ねて来たのは高田城下の中学生さん。時には、あの歴史ある高田世界館での公演も…。山里の暮らしを語り継ぐ¨素人芝居集団さんにはお子たちも参加しています。地域のみなさんとの繋がりが強く、次代の担い手さんにとって貴重な経験かと思いまする…。なれば、拙者も名演技(えんぎ)を決め、縁起(えんぎ)物を観たと言われたいです〜」

天の声『………。』
『口軽足軽〜は、ほんにさておき(呆)、毎回懲りずに武録をご覧のみなみなさま(感謝)、武将隊が紹介する、上越観光スポットめぐりの映像はぜひ観て欲しいですぞ〜』

十「あ、あ〜(嬉)」
「(追記)この１１日(土)、１２日(日)は、上越、妙高、糸魚川、上越地域の劇団、演劇人が一同に介し、百五年前に芝居小屋¨高田座として始まった現役最古参とされる映画館、高田世界館で芝居を〜と、公演が予定されておりまする。」

………
※趣ある擬洋風建築、近代化産業遺産、登録有形文化財の¨高田世界館さんの入り口をはじめ、高田の城下では、今月いっぱい、それぞれのお宅で端正込め育てているお庭を開放するオープンガーデンが開催中にござりまする〜十吾郎(礼)