十「天の声さま〜」
「最近、足軽も真面目に考えてしまう事がありまする。世に言う地球温暖化の影響か¨異常気象についてです…。」

十「雪国¨我らが越後の平野部ではまだ初雪はありません。当市¨上越、お隣¨妙高の各スキー場は、この１９日(土)に開幕の予定が多いのですが、まとまった雪は昨日までありませんでした…。一方、この時期、日本海を南下する寒ブリは、水温がまだ高いことから、佐渡で¨いい型が水揚げされているものの、脂の乗りがまだまだのようです…。温暖化の原因が¨まさに¨我らの暮らしにあるとも言われています…。いま¨我らは何をせねばならないのか…。」

十「そんな中も、４〜５年で母なる川に帰ってくる鮭…。今年も¨春日山の西側は桑取川に、お隣の名立川に、更には高田の城下は儀明川や青田川にも上がって来ています…。そして、毎年、秋の深まりとともに飛来してくる冬の使者¨白鳥さまや鴨をはじめとした渡り鳥…。今年も朝日池には、遠方から¨大型の機材を抱え写真家さまが集っておられますし、拙者も感動の¨いい声を聴かせてもらっています…。さらには、佐渡の朱鷺…。恋の季節に向け早くも羽が灰色に変化する生殖羽に変わり始めているようです…。虫のいい話しですが、人に優しく、生きものに優しい¨地球であって欲しいです〜」

天の声『………。(納得)』
『確かに、考えさせられる…。』

十「え、え〜(焦)」

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※上越市立水族博物館、我らが¨すいはく¨では、貝のような殻に入ったタコの仲間¨アオイガイ¨が、珍しいとされる生体展示されています。二匹並べると殻の形がアオイの葉に似ていることから名付けられたようです。４０１年前に¨国普請として築城された高田城…。これまでの発掘調査で¨葵の御紋¨の瓦が出土している¨当市ならではの生き物だ〜と喜んでいましたら、何やら¨アオイガイの多い年は小雪になる¨との言い伝えがあるようです。

本日から¨雪の予報…。とにもかくにも何かとお気を付けください。十吾郎(礼)