十「白鳥１号さま〜」
「成人の日！そわそわしている永遠の二十歳にござりまする〜(汗)」

十「昨日に続いて小正月行事の話題を…。お館様の居城¨春日山¨裏手、桑取谷の西横山集落では毎年１４日の夜、お子たちが太鼓を鳴らし唄いながら練り歩き、田畑を荒らす害鳥を追い払う¨鳥追い¨が。その晩は神社さまで差し入れのお菓子を囲んでにぎやかなお楽しみ…。翌１５日の早朝は、桑取川で男衆が身を清める¨禊¨。日中は、集落に嫁いだ姫さまの頭上でお子たちがヌルデの太刀を打ち鳴らし祝い唄で子宝を願う¨嫁祝い¨。サイノカミ、どんど焼きと言われる無病息災、五穀豊穣を願う¨オーマラ¨に向け、お子たちが¨焼き草集め¨。そして夜、男衆がオーマラの周りを走りながら火を付けた麻茎(オガラ)の松明で頭を叩き合って厄を落とす、激しく幻想的な世界が広がります…。お子が主役の行事が多く、桑取谷は他の集落や大島区などでも¨鳥追い¨は継承されているようです。」

十「白鳥さま〜追われないよう気を付けて〜」

白鳥さま『………。(呆)』

十「あ、あ〜(焦)」

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※添付画像は、上越教育大学さまのフリーペーパー「Ｓanroku」冬号、二枚目は、春日山城下のサイノカミよりです。今年も炙ったスルメをいただき風を邪引かずに参りまする〜十吾郎(礼)