皆のもの、謙信である。

いよいよ今年も残り僅か、皆は新年を迎える準備は出来ておるかの？

儂も我が屋敷の掃除とか障子張り替えとか家臣達に申し付けておくか・・・ん？

え？

なに、皆自分の事で忙しいから無理？

あ、そうじゃね。

・・・むう、致し方ない。 自分でやるかのう〜

しかし、改めて振り返ると一年とは長い様であるが、あっという間に過ぎてしまうものじゃのう。

今年の四月に我等武将隊一同が再び転生を致してから今日まで、数々のおもてなしや戦を存分と楽し・・いや、戦って参った訳じゃが。

ふむ。

ここは一つ過ぎ去りし2012年を振り返ってみようかのう〜？

題して、「上杉謙信のゆく年来る年、義の戦総決算2012！」

うむ、いい感じじゃ！

では早速、今年の上半期の戦であるが、4月はやはり「高田城百万人観桜会」じゃろう。

夜桜を愛でながら花見の雰囲気に酔いしれる。

そんな中で多くの皆と楽しくおもてなしが出来た事が何より最高であった。

それに白虎の楽団連中と我等の演武の共闘もむちゃくちゃ楽しかったの〜！

そのあとは、やはり五月の黄金週間の時期に米沢にて毎年開催致しておる「上杉まつり」に参陣致し、復活致した山形おきたま愛の武将隊第三期を応援しに先駆けで行って参った事も想いで深いのう。

思えばこの時初めて物語演武を披露致したのであったな。

あの時はまだ愛の武将隊も全軍揃っていなかったが、今は儂等よりも多くなっておる・・・

儂もたまにはあっちに入ろうか・・

あ、いや・・言うてみただけじゃ。

そう言えば、戦国さみっとの話が出て来たのも五月半ば位であったかな？

そして六月に入ってからは忘れも致さぬ、あの足軽めの戦線離脱。

あの時は流石に家臣達の存在の大きさに気付かされたわい。

まあ、無事に戻って来たからは、
更に賑やかになったみたいじゃが。

七月には我が家臣団にまた一人、天から舞い戻った武将が皆の前に現れた。

「直江兼続」

まさかあの知将がこんなにゆる〜くなるとは誰が想像いたしたじゃろう・・。

今や定着しつつある兼続のきゃらくた〜は、我等の新たな武器となるのか？

ぬぬ。

大分長くなってきてしもうたようじゃ。

この続きは明日のことし最後の武録にてじゃ。

さあて、今年の我等上杉おもてなし武将隊の戦も残すところあと一日となってしもうたが、明日は直江津の朝市に出陣して参る。

本日は、高田の二七の市に出陣致して、久し振りに城下で皆の元気な声や笑顔が見れた事が何より嬉しかったぞよ。

明日も元気に出掛けて良い年越しを迎えられる様に準備いたせ。

あ。

忘れるとこじゃった。

十五郎の武録にて(勝手に)触れておる物産せんた〜でのお土産情報は明日ご案内致す予定じゃ！

う〜む、こりゃ明日も長文であるかのう〜・・

すまぬのう。

では皆のもの、また明日会おうぞよ。

新たなる義の戦へいざ、出陣である！