皆のもの、上杉謙信である。

新年度に入って久しく武録をしたためておらんかったのう。

儂はちゃんと現世の戦にて元気に戦っておるよ！

さあて、黄金週間も後半戦。

今年も多くのお客人が、春日山城に来城されて誠に賑やかな日々である。

本日の我等のおもてなしの戦では、城中を散策しておると次々に攻め混んでくる者たちの姿が。

春日山城主として、逃げも隠れもせずに立ち向かって、写真撮影の戦でしかとおもてなしして参ったわい。

ところで、この春日山場内の見所として皆はどこを目指して登城いたすかのう？

やはり一番は本丸とであろうが、儂としては毘沙門堂もなかなかの人気すぽっとではないかとおもうぞ。

春日山城本丸近くにある毘沙門堂。

その中には小さいながら毘沙門天様が今なお城を御守りくださっておる。

戦の神様でありながら、その左手には宝の塔｢宝塔｣を持ち、右手に戟という武具を携えて北方の守護神として勇ましいお姿を見せてくださる。

その堂々として凛々しいお姿に、思わず手を合わせてしまいたくなるほど、やはり毘沙門天様はかっこいいのう！

儂もかつては毘沙門天の生まれ変わりと自ら言うておったが、今でもそうであるように頑張らねば。

改めてこの現世の戦にて、より良い結果を、おもてなしの戦にて皆の笑顔が春日山に満ち溢れるような義の戦をしていかねばならぬのう。

そうじゃ！

毘沙門堂でお参りして、勝ち戦を祈念せねば！

毘沙門天様が、皆のこれから先に待ち受ける戦に勝利をもたらしてくれること間違いなしゆえ、是非春日山に参られたときにはご参拝していくがよい。

さあ、明日は黄金週間後半戦の要、こどもの日じゃ！

春日山城にて皆のお越しを心より待ち望んでおる。

皆のもの、いざ出陣じゃ！