皆のもの、こんにちはじゃ！

上杉謙信である。

夏の大戦｢謙信公祭｣が終わりを迎えて早いもので一週間が過ぎ去ったのう。

激しくも楽しき戦に参戦された者の中には、いまだに戦の中にとどまっている者もいるやも知れぬが、春日山城の周囲はもはや平常の日々に戻っておる。

そして気が付けば暦も９月。

夏もいよいよ終わりに近づき、辺りの景色も秋の色を帯びた風景へと様変わりしていく月じゃ。

秋といえば。

少し話題は早いが、秋は芸術に文化といったものが大変賑わう季節でもあるが、来年の越後新潟は｢国民文化祭｣という国を挙げての文化の祭典が執り行われることが決まっておる。

毎年各県が持ち回りで行っている文化祭で、来年は新潟県で行われるのじゃ！

新潟県は今回が初開催であるとのことで、早くも士気が高まっておる。

ということで、儂等はいま日本最古の映画館で有名な高田世館にて、国民文化祭に向けての戦の準備に参戦して参った。

越後のため！

上越のため！

来年の国民文化祭に向けて、我らも微力ではあろうが大いに盛り上げられるように尽力していくぞよ！

果たして、一体どのような文化の祭典になるのか、この謙信も楽しみじゃ！

さあて、皆のもの。

先ずは目に前の戦に全力を尽くそうぞ。

上杉謙信、９月もおもてなしの義の戦へいざ出陣じゃ！