武将隊ブログ

勝武ー292戦目ー猿が今日…「猿ヶ京ッ!」

更新日:2015年10月30日

景勝である。

夏が終わったひと段落…という間もなく…

9月、10月と有り難き事に様々な出陣要請を受け、もう明日で10月も終い…

11月の紅葉~雪がこれまた早いものだ。

春日山の紅葉は毎年11月半ばが一番色づくのだが、今年は少々早い。

春日山神社境内一部では既に見事な紅葉が観れる。

しかし、全体的に紅く染まるのはやはり11月2週目あたりだろうか…?

 

さて、一週前の話になるが、先週土曜は群馬県みなかみ町「猿ヶ京温泉」へ出陣してきた。

なんと祭りの名は「上杉謙信公 武者行列」

我らが御館様、上杉謙信公の名を冠した武者行列が群馬県にて…!?

 

その地「猿ヶ京」は謙信公が関東に出陣の際、立ち寄られ…

「申の年、申の月、申の日」に関東管領職に就かれる事を予期した縁起の良い夢を見られた…

という事で謙信公が「猿ヶ京」の名を付けられたという言われがあるそうだ。

 

今年で3回目となるこの催し。

今年は100名の甲冑武者が集結した…!

我らもさり気なく混じっておるぞ。

しかし、武者行列の方にも上杉軍として上杉謙信公・上杉景勝・直江兼続の役の方がおられる為、

我らは軍奉行として、呼び出しや出陣の号令をさせて頂いた。

武者行列は主の会場から出陣後、約2時間をかけて町中を闊歩。

我らはその間、会場にて子供武者行列や宝争奪じゃんけん大会等、お客人とふれあいの時間を持たせて頂いたのだ。

 

此度の催しでは謙信公がその夢を見られてから「猿ヶ京」を名づけるまでの短編芝居「申が今日」というものもやらせて頂いたのだが…

この逸話は、流れからしておそらく関東管領職就任前の話…つまりその頃はこの景勝、生まれてから6歳までの間という事…

成る程…この景勝幼き頃にそのような逸話…謙信公ゆかりの地があったとは……おもしろきものである。

 

此度このような縁で我ら武将隊にお声掛け下さり、平成の世に蘇ってからのまた新たな縁が出来た事、まこと嬉しき事。

そして遠征先様々な場で会った方には我らが居城、春日山城にも来て頂く為、今後とも遠征の出陣には力を入れて参りたいものである!

カテゴリ:上杉景勝,上杉武録 / 更新日:2015年10月30日 / 投稿者:景勝

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