更新日:2015年10月30日
景勝である。
夏が終わったひと段落…という間もなく…
9月、10月と有り難き事に様々な出陣要請を受け、もう明日で10月も終い…
11月の紅葉~雪がこれまた早いものだ。
春日山の紅葉は毎年11月半ばが一番色づくのだが、今年は少々早い。
春日山神社境内一部では既に見事な紅葉が観れる。
しかし、全体的に紅く染まるのはやはり11月2週目あたりだろうか…?
さて、一週前の話になるが、先週土曜は群馬県みなかみ町「猿ヶ京温泉」へ出陣してきた。
なんと祭りの名は「上杉謙信公 武者行列」
我らが御館様、上杉謙信公の名を冠した武者行列が群馬県にて…!?
その地「猿ヶ京」は謙信公が関東に出陣の際、立ち寄られ…
「申の年、申の月、申の日」に関東管領職に就かれる事を予期した縁起の良い夢を見られた…
という事で謙信公が「猿ヶ京」の名を付けられたという言われがあるそうだ。
今年で3回目となるこの催し。
今年は100名の甲冑武者が集結した…!
我らもさり気なく混じっておるぞ。
しかし、武者行列の方にも上杉軍として上杉謙信公・上杉景勝・直江兼続の役の方がおられる為、
我らは軍奉行として、呼び出しや出陣の号令をさせて頂いた。
武者行列は主の会場から出陣後、約2時間をかけて町中を闊歩。
我らはその間、会場にて子供武者行列や宝争奪じゃんけん大会等、お客人とふれあいの時間を持たせて頂いたのだ。
此度の催しでは謙信公がその夢を見られてから「猿ヶ京」を名づけるまでの短編芝居「申が今日」というものもやらせて頂いたのだが…
この逸話は、流れからしておそらく関東管領職就任前の話…つまりその頃はこの景勝、生まれてから6歳までの間という事…
成る程…この景勝幼き頃にそのような逸話…謙信公ゆかりの地があったとは……おもしろきものである。
此度このような縁で我ら武将隊にお声掛け下さり、平成の世に蘇ってからのまた新たな縁が出来た事、まこと嬉しき事。
そして遠征先様々な場で会った方には我らが居城、春日山城にも来て頂く為、今後とも遠征の出陣には力を入れて参りたいものである!
カテゴリ:上杉景勝,上杉武録 / 更新日:2015年10月30日 / 投稿者:景勝
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