皆の者、こんにちはじゃ！

春日山城主、上杉謙信である。

いよいよ２０１９年もあと数日。

我ら上杉軍の出陣も本日を含めてあと二日と相成った。

そして、新たな元号「令和」になってから初めての年越しとなるわけじゃのう。

皆にとってこの一年は如何なる年であったかな？

嬉しき年、楽しき年、悔しき年、悲しき年。

皆それぞれに様々の物語があったであろう。

儂も一年の戦を振り返ってみたが特に記憶にあるものとして、足軽つばめが出立したこと、謙信公祭で初めての女性謙信公の出陣があったこと、他にも来年の東京おりんぴっくに向けての様々な催しがなされたり、国民文化祭という文化の祭典が越後国内にて開催されたりとなかなかの戦振りであった。

それと、特に今年は台風や大雨等、自然の驚異によって日の本各地で大変な被害があった年であった。

未だに復興がままならぬ人々もおるやも知れぬと思うと、心が痛まずにはおられぬ。

されど、人は諦めずに戦い続けることで、再び前に進むことが出来る。 人は人同士で信じ助け合うことが出来る。 人は強き心で未来を切り開くことが出来る。

故に、儂は再び皆で笑いあって酒を酌み交わすことが出来る日々を信じておる。

さて、さすれば上杉軍も来年に向け、次なる戦に臨む準備をしかと整えておくとしよう。

では、本日はこれまで。

次にこの電脳本陣でお会い致すのは新たな年を迎えてからじゃな。

皆の者、今年一年ありがとうじゃ。

また来年も我らと共に義の戦へと参ろうぞ！

では、良い年を迎えられよ！

去らばじゃ！