皆の者、上杉謙信じゃ。

昨日は越後上越の冬の見どころの一つ、「灯の回廊」が今年も盛大に催された！

皆知っておるか？ 「灯の回廊」。

越後上越の山手の村々が一つとなって、降り積もった雪壁や雪灯籠に蝋燭の明かりを灯していき、総延長約60キロにも及ぶ回廊を繋ぐのじゃ。

回廊に並ぶ雪像や雪茶屋なるおもてなしの場もこの祭りの盛り上げておる、まさに雪国越後の心意気を知らしめる大戦！

謙信も感じ入ったる「第一義」じゃ！

知らなかったもの。

まだ見たことないもの。

今から来年の準備じゃ！

…うん？

気が早いか？

そうじゃのう。 まだまだあんな戦やこんな宴など沢山の予定があるからな。

順を追って一つ一つ。

そう。

「我が戦は先の事を考えて動くにあらず。 今目の前にある戦に勝つ事を考えるのみぞ！」

かつての儂もそういう戦をしてきた筈。

皆もその時その一瞬に生きている全てを賭けて、大いに戦を楽しめ。

己に後悔せぬように精一杯。

我等が義の心は皆の者と共にある。

さあ、新たな戦にいざ出陣じゃ！