皆の者、上杉謙信である。

いよいよ本日は我等上杉軍の平成28年戦納めである。

毎年のことながら、この年の瀬になると本当に一年とはあっという間の出来事であったと感じるのは歳のせいかのう？

皆はどの様な一年であった？

思い返せば、今年は初戦から上杉軍の仲間が天に帰る者も天から地上へ降り立った者もおった故、これまでの戦とは違うものとなった。

その後も毎年恒例の謙信公祭や酒まつり、県外遠征での観光ぴーあーるに物産展、他国で活躍しておる武将達との交流と、様々な出来事があり、今年の戦語りとなった。

それに今年の大河ドラマ「真田丸」の余波が届いておったのであろうか、春日山城にも人が沢山来てくれたのう。

いやはや、毎年こうして新しい波が、人が新たな時代を歴史を紡ぎ、創りあげて行く姿をみておると、ふと胸に熱きものがこみ上げて来そうじゃ。

…いかん。

発言が年寄りくさくなってしもうた。

まだまだ儂は義の戦を勝利へ導く為に戦わねばならん！

第一義の精神を貫くためにも老け込んではおられんのじゃ〜！

…ごほん。

とにかくここでは語り尽くせぬ故、今年はこの辺りで締めておこう。

それでは皆の者が良い年末を過ごし、素晴らしい年明けを迎えられる様に儂は祈っておるぞ。

では、平成29年に向けて、皆の者いざ出陣である！

さらばじゃ！