武将隊ブログ

上杉絵巻第二十四巻 仏と義

更新日:2014年11月09日

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皆の者、よくぞ参られた。

まさに行楽し〜ずん真っ只中の日の本であるが、皆は如何様な軍略をもって旅を楽しんでおられるかのう?

例によって春日山の紅葉進行状況はまことに良い具合に進みつつあるぞ。

儂の頭巾との対比がまたより赤さを醸し出しておる。

ところで。

旅の目的に歴史探訪や名城名跡巡りを致す者もいらっしゃるであろうが、我が国越後はこの謙信が治めた国である故に、やはり数多くの寺社仏閣が存在するのじゃな。

その中には勿論、我が幼少期を過ごした「林泉寺」や、春日山の名の由来である「春日神社」、春日山城内にある我が祭神となって祀られておる「春日山神社」、我が父長尾為景も庇護して社殿再興等も致した「居多神社」等がある訳じゃが、その他に数十軒もの寺が一つの町の様に居並ぶ高田城下の寺町にあって、今もその荘厳な佇まいを感じることの出来る寺、「浄興寺」は外せまいのう〜。

先日も浄興寺殿の境内にて、市内外から県外に至る迄、手作り市と言う、いわゆる「あーとくらふと」とかなんとか言う物を出店展示販売致す市が催されたのじゃが、古来より寺は仏様や人と人の心を繋ぐ庶民や侍達の安らぎの場でもあった故、この様な催しは何かあったかい想いに溢れておる様に感じたのは儂だけではないじゃろう。

ちなみにこの浄興寺殿は、かの親鸞聖人が開山致した寺。

そして、かつての川中島の戦いの折には寺が被害を受けてしまい、その際に儂がこの越後に招き入れた経緯があるのじゃ。

宝物館には儂が寄進した梵鐘や、袈裟等もあるのじゃよ。

店を見れば、ガラス工芸に、木工細工、銅板を使った体験細工に、手芸用品。

懐かしい「ぽんがし」や、屋台に欠かせぬご当地グルメもあるのう〜

いや、四百数十年振りに子供に戻った様でうきうき致すぞよ〜

この昂ぶる思いを今週末の「武将隊でい」にぶつけていくぞ!

新たな援軍も参陣することが決まり、此度の戦は盛大に盛り上がること間違いない!

さあ皆の者、春日山城へ参るのだ!

上杉謙信、いざ参る!!

カテゴリ:上杉謙信 / 更新日:2014年11月09日 / 投稿者:謙信

コメント

1件のコメントがあります。

2014年11月13日 by あんみつ姫 さん

謙信様
お疲れ様です。
春日山は紅葉が見頃となったようですね。
頭巾の白と紅葉の赤が見事な対比となっています。
凛々しいお姿のお写真も有難うございます。

先日伺った「浄興寺」様は謙信様と縁があったのですね。
雨でしたが楽しい催し物でした。ずっと続けてくださるといいですね。

「武将隊DAY」に「愛の武将隊」の皆様をお招きいただき有難うございました。
友好な共闘となるのか戦が勃発するのか興味津々でございます。
参陣叶いませんがご報告を楽しみにしております。
では、お身体お大切にお過ごし下さいませ。

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