十「♪凧凧上がれ〜」
「天の声さま〜」
「大凧合戦が始まりまする〜」

十「我らが¨ふるさと越後は新潟県は¨大凧合戦王国にござりまする〜！早苗が元気に育ち広がる田んぼ、新潟平野・蒲原平野に流れる薫風、６月上旬は各地で歴史ある勇壮な凧合戦が行われまする…。」

十「本日より６日(月)までは、中ノ口川を挟んで東西に分かれ畳２４畳分もの大凧を揚げる新潟市の白根大凧合戦！！空中で綱を絡ませ川に落とし相手の綱が切れるまで引き合って勝敗を決める独特な大戦です。中ノ口川は直江川とも称され、上杉家の家老、直江兼続様が治水事業に当たり掘削させたとされ、また、日ノ本に初めてスキー術を伝えし¨レルヒ少佐が大凧合戦を見学し感嘆したことから優勝旗を贈呈した逸話も…。我らが上越との繋がりもある白根大凧合戦、何より、お館様¨謙信公の武者絵が描かれた大凧は¨かっこいいにござりまする〜」

天の声『………。』
『うむっ、確かに…。そして、４日(土)からは刈谷田川河川敷で見附市の今町と長岡市は中之島の大凧合戦が、また、同日から三条凧(いか)合戦も…。新潟の初夏の風物詩！！大空に舞うは大きな凧、口軽足軽は調子に乗って大きく舞うことのなきように〜(笑)』

十「あ、あ〜(焦)」
「(追記)舞うと来れば、蛍の乱舞です。暖冬小雪の影響でか、我らが越後は上越でも早くも舞い始めています！一方、九州は熊本の被災地に今年も舞った蛍の話題を耳にし、自然界の強さに嬉しくなりました…。」

………
※♪ほ、ほ、蛍、来い！
青蛙、殿様蛙さんとの饗宴、楽しみにござりまする〜十吾郎(礼)