十「天の声さま〜」
「お館様¨謙信公が居城、我らが春日山…。暑い熱い本丸攻めには、気持ちのいい風が吹きまする。野鳥や蝉の声、蜻蛉や蝶を愛で、青き日本海、広がる頸城平野、霊峰¨米山さんの眺めを堪能し、ゆったり思いを馳せていただきたいです。」

十「暦は早くも８月…。謙信公の遺徳を称えし¨謙信公祭が迫って来ました。今年は日曜日となります８月１６日、春日山神社さまで謙信公祭祭典が執り行われ、春日山の相撲場では奉納相撲が…。大正１５年に始まった謙信公祭は此度で第９０回の節目…。前夜祭が８月２１日(金)に春日山で開かれ、続く第一日目の２２日(土)、そして第二日目は、時代絵巻¨上杉・武田両軍による出陣行列と川中島合戦の再現が行われまする２３日(日)と、暑い熱い¨義の戦¨が繰り広げられます。」

十「ここで足軽が気になるものを…(敬称略)。第一日目の９時、春日山の天守台をはじめ、支城や砦、１８箇所から一斉に上がる、往時の伝達手段¨狼煙上げ…。１１時、謙信公銅像前広場まで四人一組で駆け上がる¨献納米合戦…。両日とも春日山神社で執り行われる出陣の儀¨武てい式…。二日目の１４時からは春日山神社で¨米沢藩古式砲術の披露に戦勝祈願、謙信公の塩・献上の儀式…。やはり¨春日山が舞台の数々です〜」

天の声『………。』
『なれば足軽は両日とも¨武将隊の舞台に出ないでいいぞ〜(笑)』

十「あ、あ〜(焦)」

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※春日山の本丸から¨現世の早馬、北陸新幹線、上越妙高駅も探して欲しいです〜十吾郎(礼)