十「天の声さま〜」
「青春いっぱいの青い大空に曇りのない真っ白い鳥さんたち…。はばたき鳥にござりまする〜」

十「………。」
「純心さを無くしたかもしれない拙者ですが(汗)、本日も冒頭から真面目に参りまする…。お館様¨謙信公の武勇と遺徳を讃えし第９１回謙信公祭！ほんにほんにほんに暑く熱い暑い我らが¨ふるさと越後は新潟県上越市、この夏一番の暑さとなった昨日の大戦で、城下の小学校さんによる楽器演奏の舞台、次代を担う若さま姫さまの青い装束に描かれていた白い鳥が、まさに¨はばたき鳥にござりました…。若き大軍勢を見た瞬間に¨上杉軍のつばめやすずめ、鳥の名を当てようとしてしまい結果分からず、純な思いを伺って¨ひとり猛省でした…。」

十「初の試み、戦国ご当地グルメ大合戦！では、うんまい食を楽しまれたお客さまの投票によって選ばれし昨夕の中間発表では、我ら上杉軍のご当地グルメが上位を占めました…。最終日の本日、午後２時が投票締め切りです。もちろん結果は気になりまするが、それぞれのご当地ならではの食、たくさん堪能して欲しいです…。同様に日ノ本各地から大集結された甲冑武者さまによる¨出陣行列は午後３時から、そして、春日山城の鎮守、春日神社さまの下、史跡広場で¨かがり火を焚いて行う川中島の合戦の再現…。勇壮な時代絵巻が謙信公祭の取りを飾りまする。強者さまのご武運をお祈りいたします。縁の下の力持ちさま、ご参集のみなみなさま、お身体気を付けて元気な笑顔で¨いざ出陣にござりまする〜」

天の声『………。』
『鳥と取りを掛けたのか…。あれこれ暑さのせいにした情けない口軽足軽〜(呆)！合戦劇にあたり、上杉・武田両軍の陣営を鼓舞する¨ほら貝の吹きかたを修練し、ほらガール¨として城下の学生さまが初陣を飾る…。市民一人ひとりの¨義の心！少しは見習え〜』

十「あ、あ〜(焦)」
「(追記)此度の画像二枚目、底を切り取り、様々な大きさのペットボトルを利用した¨手作りほら貝です…。約四百年前に春日山城の後に日本海沿いに築かれた福島城…。その福島城址を護る会さまから譲り受けました。ほら吹きの拙者の音は気にしないでくださりませ〜(汗)」

………
※１００円巡回バスの鉄籠を利用するなどし春日山城跡を城下をゆっくり回って欲しいです。本日も援軍のみなさまと先勝祈願の勝鬨を上げましょうぞ〜十吾郎(礼)