十吾郎「突然ですが〜」
「高田城のお堀、紅白の錦鯉さま〜」

錦鯉『む、むっ！？』
『白鳥さんとの会話に味をしめ、次はこの私、鯉に恋したか〜(笑)』
『にしても、堀に写った紅葉と錦の色をまとった私たちをしっかり入れて撮ってくれんかね〜』

十「す、すみませぬ。」
「で、高田公園では、この時期ならではの「冬囲い」作業が始まりましたね〜！な、何と、五千本以上の樹木を、さらに、３０近い銅像を雪から守るため、１２月上旬まで続くようです…。」

錦鯉『うんっ！』
『春は日本三大夜桜、夏は東洋一の蓮の花で有名だが、秋も美しい、冬もいい！一年中楽しんでいただけるぞっ！来年は高田開府四百年、さらに盛り上がるね〜』

十「はっ！」
「拙者も大好きですっ！もちろん錦鯉さんも〜」

錦鯉『持ち上げるね〜』
『上越でも鯉を食す文化はあるが、動く宝石、私たち錦鯉は、越後は山古志が発祥…。各地で品評会も行われている。ぜひ会いに来て欲しいね〜』

十「は、は〜」
「文化と言えば、各地で文化祭目白押しですっ！もう１１月…。菊を愛で、地の蕎麦を食す…。いいですね〜」

錦鯉『いや〜』
『相も変わらず画伯の絵、冴えてるね〜(笑)』

十「は、は〜(礼)」
(錦鯉を食す地もあるとは言えませんでした〜)