十吾郎「前略…」
「愛しき白鳥１号さま〜」

「雪融けが進む我らが頸城平野でふきのとうを見つけました。天ぷら、ふき味噌の初物をいただき、一足早く春を感じておりまする〜」

「高校でも卒業式…。まもなく渡り鳥のみなさんも越後を後に、遠〜く北の地に旅立ちですねっ！」

「昨秋来、遠方からもカメラマン〜のみなさまが集結される、日ノ本ため池百選の朝日池をはじめ、最大一千羽以上ものコハクチョウさんが羽を休めた上吉野の池、鴨さんもカモ〜ンと、開府四百年をお祝いしている高田城のお堀などなどで、拙者もい〜っぱい楽しませていただきましたっ！」

「雪の少ない田んぼの落ち穂、浅い池の水草などを食べていたようですが、上越の冬ならでは青(緑)の野菜も召し上がっていただきたかったですっ！此度の大阪「観光と物産展」でも大人気でした〜「アスパラ菜」にござりまする。調理法は色々ですが、さっと湯がいて、すき焼き〜のように溶いた生卵にくぐらせるのが旨いです。稲の育苗ハウス〜などで栽培され、まだまだ楽しめまする〜」

「と言うことで〜」
「また来期も入らしてくださりませっ！赤ちゃんもいっしょにお待ちしておりまする〜(礼)」

「やっぱり〜♪上越よいとこ一度はおいで〜(台詞。おまんた〜来てくんないや〜)」