十「天の声さま〜」
「♪し〜し〜し〜し〜」
「♪かなかなかなかな〜」

十「し、静かに〜」
「漢字じゃなく仮名〜」「…は、さておき(汗)、夏の蝉が元気ですっ！朝方は雨の中でも、雨上がりの蒸し暑さも、夕方からの涼しい風の中も¨一生懸命鳴いています。まだ梅雨明けはしませぬが、夏をいっぱい感じる我らが¨ふるさと越後は新潟県上越市です〜」

十「昨日は、久方ぶりに朝市におじゃましました…。王国ならでは、焼き、煮、漬物、様々な調理法に適した¨茄子が並び、夏野菜がいっぱいです。大きな夕顔、そして、塩鯨の脂身もあり、やっぱり夏は、夕顔たっぷり鯨汁で元気元気です。さらに、上越野菜のひとつ、謙信公が漬瓜を食したとされる¨高田シロウリ、加えて、網々の大きなメロンではなく、小さな¨ひとくちまくわ！素朴な甘さは堪りませぬ〜」

十「高田地区は、二七の市、四九の市、直江津地区は、三八の市、下一桁に付く日にちの午前中に開催しています。農家のお母さんやお父さん方との会話も弾む朝市、大好きにござりまする〜」

天の声『………。』
『朝市を後にし、お蕎麦屋さんの大感謝祭に向かう際、口軽足軽の得意技、お手洗いに高田城址は高田公園に立ち寄り、東洋一と称される蓮を観に来られていた観光客のみなさんに、映画俳優だとか、大河ドラマ¨真田丸に出ている有名人だ〜などと持ち上げられ、その気になって調子に乗っていたのは誰だ〜(呆)』

十「あ、あ〜(焦)」
「(追記)東京ドーム四個分とされる広い外堀の周りには遊歩道が整備され、ゆったり散策を楽しめまする。大きな葉っぱの波間に可憐な蓮の花、蝉時雨、蜻蛉や野鳥、風を満喫して欲しいです〜」

………
※夜中から雨の¨海の日になりました…。三八の市です。十吾郎(礼)