十「天の声さま～」
「今年もやって参りました～黄金週間¨突入にござりまする～」

十「ご予定はいかがですか…。もちろん我らが越後は上越¨楽しみ満載にござりまするが、上杉第二のふるさと、出羽の国、山形県は米沢の地にて５月３日まで¨米沢上杉まつり¨大開催です～」

十「お館様¨謙信公が御祭神の上杉神社さま、周辺の催しに我ら武将隊、毎年¨援軍に参陣させて頂きまするが、最終日の時代まつり¨川中島の合戦には…。(寂)」

十「現世において¨川中島の合戦は¨ゆかりの三ヶ所にて再現されています…。此度の米沢さまに加え、先に開催された戦国の世の宿敵¨信玄公は武田軍の本拠地、甲斐の国、山梨県は笛吹市石和温泉郷さま、そしてもちろん、謙信公のふるさと、我らが上越で毎年８月の暑い熱い大戦は言うまでもありませぬ！」

十「篝火を焚いて夜の合戦絵巻は上越だけ。さらに、お館様の居城¨春日山から上杉軍が出陣する様は¨まさにまさにです。謙信公が幼き頃に学んだとされる林泉寺さまに現存する茅葺きの惣門は¨この日のみ開き上杉軍が出陣して行きます。この夏は８月２３日(日)！初日の２２日(土)、更には神事が執り行われる８月１６日(日)…。第９０回の節目を迎える¨謙信公祭¨ぜひ予定を開けておいてくだされ～」

天の声『………。』
『予定を乱す足軽に言われたくない～(笑)』

十「あ、あ～(焦)」

………
※さぁっ！
本日は¨我ら現世に甦りし丸四年の記念日…。五年目も変わらぬご指導お願いいたしまする～十吾郎(礼)