更新日:2020年04月11日
景勝である。
催しなどの出陣が一切無くなり、本陣への客人のおもてなしもある程度制限が設けられておる故、思い切りやる事が出来ない今、我らが出来る事、するべき事は情報発信…!
この武録もいつもより更新頻度を上げて参る所存であるぞ。
そう、本来ならこの時期は高田の観桜会やそれに伴う観光列車のお出迎え、更には春日山城での演武も再開し…と、一年の中の時期としては新年度早々に慌ただしいのであるが…
今年はそれが無い。
勿論、これは無念な事であるが…
それを逆手に取り…!
この時間を有効活用するべきだ…!
…というわけでこれより流行病が収束するまでの間、9年もの期間を経ても未だ足を踏み入れていない場所、記録に残せてない光景や場所を訪れ、改めてこの越後上越のお勧めの地を紹介して参ろうと思う…!
その際はしかと「三密」を避け、客人の少ない場所を選び、互いに距離を取るという感染拡大防止の意識を忘れぬぞ!
そして存分に想いを馳せて、来年に!来て頂きたい!
先ずはやはりこの季節。
高田以外の「桜」の花見処、桜のお勧め撮影処である。
知る人ぞ知る
春日神社前・春日橋たもとの桜並木。
わしはここ2,3年は訪れて記録を取っておるが、なんと御館様は9年間で初めてお越しになられたそうだ。
…ここはこのような最盛期に訪れてもほとんど人がおらんのだ…。(今年の流行病による自粛に関係なく)
勿体ない…!!
ここは本陣「上越市埋蔵文化財センター」からも十分歩いて行ける距離にある。
いずれ援軍の皆も引き連れて、共に花見をしたいものだな。
お次は「春」の林泉寺
勿論、林泉寺には幾度と通うており、一昨年からは新年度出陣式にも訪れておる場所だが、改めてゆるりと見回してみると、山門脇には見事な桜が。
桜以外にも沢山の花々が咲き誇る境内の庭園。心休まる場所である。
次は肝心の春日山城。
例年であれば春日山神社で演武も始まっておる時期であるが、意外にも中腹から本丸にかけて登城は桜の時期にはほとんどした事がないのだ。
定型化された動きや考えを崩すというのは誠に難しい。
甘粕近江守宅阯の二本桜。
晴れておればこのように開けた空との対比が誠に素晴らしい。
上から見るとこのように。左に見える小高い郭で茣蓙など敷いて花見が出来そうだな。
そしてこの上が三の丸。
ここにも数本連なった桜並木がある。
このような角度で画を収めるのは初めてであるなぁ。
なかなか山城らしさと桜の共演がよいのではないか?
そしてこの日、最も一押しだった花見処はここである。
二の丸の桜。
見よ!
この花見感!
実際にはここの桜の本数は多い訳ではないのだが、撮り方によりここまで桜に囲まれておる様に見えるぞ…!
この日の本丸の桜は五分咲きといったところであったので、そちらは次の武録にて紹介致そう。
さて、この様に春日山、上越の魅力を流布している筈の我らでも未だ紹介してない時期の場所が大量にある…!
9年もやっておってこれは恥ずべき事か…⁉
今の時勢、中々外に出れぬ、この春日山にも来れぬという方々にとって、少しでも心の癒しとなるようなものを発信していくぞよ!
カテゴリ:上杉景勝,上杉武録 / 更新日:2020年04月11日 / 投稿者:景勝
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