武将隊ブログ

▲勝武-389戦目-正に混沌(カオス)…!米沢冬の陣

更新日:2020年02月15日

上杉景勝である。

今年は記録的な小雪により春日山に訪れるお客人が過去最高に多い気がする此度の冬季。

…とはいえ、やはり我らが春日山城おもてなしに出る4月~11月に比ぶるとやはりどうしても本陣詰めが続いていしまうのも事実。

この時期、心と士気を再燃させるに貴重な県外出陣。

我らとしては最も大きな戦はやはり山形県米沢市「上杉雪灯篭まつり」であろう。

豪雪地帯・米沢を以てしても今年の小雪ははかなり影響があり、雪灯篭の数はかなり制限されていた。

しかし、それに代わる見事な装飾が会場を彩っておったぞ。

参戦するは各地武将隊が集結する「米沢冬の陣」。此度でなんと第9回…!

我ら上杉は今年で6回目の参陣であるが、参陣隊や催し内容によってその年ごとに色というものが大きく変わる。

今年はなんといっても、我ら上杉おもてなし武将隊が永く遠縁となっていた「名古屋おもてなし武将隊」との共闘である。

名古屋おもてなし武将隊には晩年の上杉の家臣「前田慶次」がいる事により、主催隊の「やまがた愛の武将隊」がその絆を繋げたのである。

誠、嬉しき事かな。

…これを機に我らの名古屋出陣も復活…という展開を望む…。

そして、参陣隊の中では今年2020年には10周年を迎える

「やまがた愛の武将隊」「伊達武将隊」「忍城おもてなし甲冑隊」。

歴史を感じる。

その永き歴史となってきた武将隊催事。客人を飽きさせぬようにと毎年がらりと変わるこの冬の陣であるが…

今年はだいぶ振り切ってきた…!

昔話「泣いた赤鬼」の改変芝居「泣いた赤武者」…!

それぞれ各地の武将隊本拠地では見れぬであろう希少な姿がふんだんに盛り込まれたこの小劇場。

それは正に混沌(カオス)。

どうやら武将も十年も現世におれば、たまには「武将」という殻を脱却したくなるのか…

演ずる者も客人も楽しむことが出来れば全て良し…!

そしてさらなる混沌。隊対抗の絵描き合戦「伝われ!お殿様!」

我ら家臣が絵を描き、それぞれ隊の殿様に当てていただくというもの。

我ら上杉は全隊唯一の「全問不正解」だったにも関わらず、まつえの類稀なる画伯っぷりが功を成して、なんと優勝!!

武将が絵を描く…それだけであのような盛り上がりが生み出せるとは…まだまだ我らの存在は活かせるというものだな…

 

昨今、新たな流行病が猛威を振るい始め、やはり例年よりも全体的な客人数は少なかったがそれでも「武将隊」を求め共に祭りを、いくさを盛り上げに来てくれる客人の皆がいてこその、この催し。

我らも無事この春以降も出陣が叶えば10年目に突入する。

他の武将隊との切磋琢磨、そして共闘し、まだまだ繋げていきたいものだ…!

カテゴリ:上杉景勝,上杉武録 / 更新日:2020年02月15日 / 投稿者:景勝

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