更新日:2019年05月13日
景勝である。
四月終わりより始まり、長きに渡る黄金週間。最大十連休を過ごせた者はどのくらいおるかな…?
我らの戦もなかなかに充実したものであった。
外部出陣ではまず2012年より恒例となっておる山形県米沢「上杉祭り」。
この景勝、初代米沢藩主というだけあって、欠かす事なく出陣し、八回目。
お馴染み、戦友の「やまがた愛の武将隊」ではなんと、八年前に会ったきり、そのまま旅立ったあの前田慶次が当時の器にて舞い戻った!
愛の武将隊は誠、毎年「演出」というのかの…皆を驚かせたり、楽しませたり致すのが巧妙になってゆく…!
我らも催しに呼ばれるのが毎回楽しみである…。
そして今年で三回目となる信州白馬村にての「塩の道まつり」。
毎年二千人程の参加者がおり、段々と我らの存在も知れ渡り、喜んでくれる方々も増えてきてくれた。
有難いことである。
例年に比ぶると外部出陣が少なかった気がするが、その分、春日山城でのおもてなしや演武に勤しむ事が出来た今年の黄金週間であった。
黄金週間中には4月29日…我らの復活記念日でもある日も迎え、九年目を迎えた我ら越後上越上杉おもてなし武将隊である。
さて、そんな黄金週間も終わり、春日山も落ち着いた中…
我が隊の足軽つばめの出立が告げられた。
我ら上杉だけでなく、日ノ本各地すべての「武将隊」はお役目を受けてこの現世に甦り、今の時代を生きておるが…
それは永久に続くものではない。これまでも隊内、そして他武将隊でも数多くのな別れがあった。
つばめが甦った2013年2月より約6年間。
日ノ本の「武将隊」の中でも現世での平均活動年数としてもかなりの年数になる。
ここに来て、何の前触れもなくの知らせ…驚いた者も多かろう…。
「武将隊」だけでなく全ての事象において「当たり前」というものは突如として変わる事がある。
住む場所がある事、毎日食べられる事、そこに人がいる事。
人は「当たり前」の日常の有難さをいつも失ってから気づきがちである。
…
つばめよ…。
おぬしがいなくなったら…
…
おぬしに任せていた内務や雑務がわしに戻ってくるではないか…!
出立宣言などしおって…!
…というわけでこやつが出立する6月30日までの間、皆宜しく頼むぞ。
後悔なきよう、しっかりと会い、話しに来てやってくれ。
まだ一か月半ある…!
カテゴリ:上杉景勝,上杉武録 / 更新日:2019年05月13日 / 投稿者:景勝
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