更新日:2019年04月23日
景勝である。
上越の一大催事「高田城百万人観桜会」も終わり、越後内の桜も見納めとなって参った。
観桜会終了後の花筏。
しかし、今年の高田の桜は誠によくもってくれた。
満開宣言から会期終了までの間、ほぼ雨や風で落ちる事なく、ずっと綺麗に咲き誇ってくれた。
ここ数年では稀にみる当たり年といったところではないだろうか?
さて、高田の桜の次は春日山の桜。開花状況にも若干の差がある。
こちらは春日神社・春日橋たもとの桜並木。
見事な晴れ間にあたり、我らが蘇りし8年間の中でもこの場でこのような記録が撮れたのは初めてかもしれん…。
こんな見事な場所にも関わらず、花見場所としてはかなりの穴場。我らが行くときには大体人がおらんのだ。
是非来年は皆もここを散歩して頂きたい…!
…
それから更に1週間後…。
春日山城本丸の桜である!
さすがにこちらは葉桜の緑も目立ち始めているのが見てわかると思うが、まだまだ遠くから見ても桃色が分かるほどの咲きっぷりであった。
毎年毎年、この時期にここに行くこと自体が叶わぬまま、散ってしまっていることが多い。
今年は合間合間を縫って足を運んで正解であった…。
この本丸花見の途中、二の丸の「樹齢500年の松の木」を見ると…
手前に生え始めた若木が順調に育っているのが見えた。
この冬に雪の重みでか、突如折れてしまった樹齢500年の松の木。
このようにいつ見れなくなってしまうやもしれぬ景色。それは人も然り。
勿論、心の中に、記憶の中に留めておくことも大事であるが、この現代の世には「真を写す」、写真という技術がある。
流れゆく時の中、物事のすべては過去となり、消えていってしまう。その消えてゆくはずの一瞬を永遠にしてくれるものだ。
気兼ねなく撮りまくるのだ。
そう、後悔をしないために。
さて、改元も共にする長期黄金週間が間もなくやってくる。
多くの写真を撮り、思い出を作ろうぞ。
カテゴリ:上杉景勝,上杉武録 / 更新日:2019年04月23日 / 投稿者:景勝
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