何やら現世には人を乗せて空を飛ぶ巨大な「鉄の鳥」がいるらしい。

日ノ本各地に蘇りし、他武将隊の皆はそれを使い、海を越え、日ノ本の遠く離れた地、更には異国の地まで赴いている事は知っていた…。

しかし！我ら上杉おもてなし武将隊にも遂にその「鉄の鳥」を使い出陣する機がやって参った！

九州の地は日向国 宮崎県・「宮崎山形屋」において第9回大新潟展が開催されるという事で我らにもお声がかかったのだ。

いざ！空の行軍へ！

関東からわずか2時間足らずで九州宮崎の地へ到達。…なんという時代だ。

そこは雪国では見慣れぬ背の高い木が生えた、日ノ本とは思えぬ地であった。

さて、ここがいくさ場となる「宮崎山形屋」。

本家は鹿児島にあり、そちらは創業より200年。分家であるこの宮崎店も創業80年との事。

まるで要塞のような建物にも歴史を感じる…。

我らの使命は大新潟展開催1日前より。

県庁や商工会議所、テレビ局、新聞社等　計7か所回り、挨拶と告知。

宮崎ではあまり武将は見慣れておらぬらしく、なかなか受けが良かったな。

そして、始まる。「大新潟展」

これまでも大新潟展といえば神奈川「京急百貨店」や千葉「そごう」などで開催された際にも出陣しておるが、遠く離れた宮崎にての大新潟展は北海道物産展に並び、一番の人気らしい。

会場の規模としては京急百貨店やそごうを上回る広さであり、運営関係者の皆様の気合いも見事なものであった…！

我らも会場外で援護射撃ならぬ援護宣伝。

演武とPRを以てほんの少しでも貢献できたかのぅ…

そういえば開店直前の宮崎放送MRTの生中継に我らも出演させて頂いた！

中心となっておる方は先日、遥々我らの本陣にも撮影に来て頂いた、リポーターの佐々木舞夕殿である。

そして翌日最終日。

我らは帰陣しても大新潟展は14日まで続く！…という事でテレビの中からの援護宣伝を致すべく、宮崎もう一つのテレビ局「UMKテレビ宮崎」での収録である。

「UMK情報net３きゅう」サムライに憧れ、来日したというジェイミー殿、そして貴島殿に大新潟展を紹介しながらの宣伝。

この番組を見て、実際に会場に足を運ばれた方がおれば有り難い限り。

みっちりと詰まった宮崎三日間であったが、

宮崎の方々の暖かさに触れ、そして宮崎の文化、食も味わう事も出来た。

まだまだ誘客力という点では微力も微力な我らであるが、期待に応えられるよう今後も精進致したいと思うた此度の出陣であった。